機材整理のため出品します。天体撮影用に、フルサイズカメラの自作冷却改造を検討した時に、試作した数台中の一台です。
改造内容①CMOSセンサーユニットのダストリダクションフィルターと赤外カットフィルターを除去。②CMOSセンサーユニットの裏側を冷却するヒートパイプを追加。③カメラ横に追加したペルチェ冷却機構でヒートパイプを冷却し、CMOSセンサーユニットの裏側を冷却。④CMOSセンサー表面に乾燥空気を送り、冷却による水滴の付着を防止するための空気チューブを追加。⑤カメラの液晶が付いた後部カバーを開き、左側からヒートパイプを通し、隙間をプラスチックパーツで埋めて、その上から黒い補修テープで、光漏れ空気漏れを目止め。追加パーツを含めたカメラの重量は、バッテリーを除き、約1.5kgです。
冷却性能撮影中のCMOSセンサー表面温度は、カメラのExif温度よりも10℃〜15℃低温になります。また、追加した温度モニターの表示温度よりも、2℃〜5℃高温になります。しかし、条件によって大きく変わりますので、保証値ではありません。冷却用の電源は、DC 12V 8A程度必要です。
制約事項①カメラのメニュー画面で、センサークリーニングは動作しません。②映像/音声出力端子、HDMIミニ出力端子は、接続できません。③USB接続は、延長用ケーブルを使ってください。④ホワイトバランスは、ご自身でカスタム調整してください。その他、現状優先でお願いします。