JBLのパッシブスピーカー「J216 PRO」です。
以下の整備を施しています。・ ネットワークパーツの刷新・ 配線の引換え・ ツイーターパネルの刷新・ スピーカーターミナルの交換・ 前面ネットの張替え・ ブラケット用ボルトの交換
内部のネットワーク回路のパーツを新しくしています。（写真4枚目左下）ツイーター用にParcAudio製PPフィルムとELNA製オーディオ向け電解コンデンサを採用。ウーファー用にはニチコンのDBとESシリーズを併用で付加。コイルも新しいものに交換しています。ツイーターのアッテネータに酸化金属皮膜抵抗器を採用。
各ユニットまでの配線もJBL製に引き換えています。ツイーターには「JSC450」、ウーファーには「JSC550」としています。（写真4枚目右下）いすれもOFCケーブルです。
経年でボロボロになるツイーター用の樹脂製パネルを撤去し、「神代ケヤキ」という特殊な木材で張り替えています（写真3枚目下）。クリア塗装済み。
スピーカーターミナルをバナナプラグ対応のものに交換しています。（写真7枚目）
前面のサランネットを張り替えています。白地に金の青海波です。綿100％製。
背面のブラケット用ネジ計8本を、六角ボルトに交換しています。
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キャビネットに大きな傷はありませんが、経年相当の使用感はあります。写真にてご確認ください。
ツイータードームのチタン蒸着に若干の変色が見られます。
また、本機には付属品であるJBLのロゴステッカーは貼られていません。
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90年代まで発売された製品ながら、「じゃじゃ馬」と称される昔のJBLの音を残しているとされるユニークなスピーカーです。なので、あえて音を整える改修をせず、元のバランスを残すチューンにしています。エネルギーのあるアンプで大音量で鳴らしたいスピーカーです。
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主な定格・ 2WAY/2Speaker/バスレフ/ブックシェルフ型・ 寸法：幅255x高さ375x奥行244mm・ 重量：8.2kg・ インピーダンス：8Ω・ 音圧Lv：87dB/W/m・ 再生周波数帯：50Hz～20kHz