マルシンのM712 MAXI カービン（6mm、固定スライド、セミのみ、樹脂製フレーム＋リアルウッド、改正銃刀法対応済の後期版）になります。
前期版との違いは写真3枚目、マガジン側ガスルートに金色のスリーブが追加されており、ここでガス流量を絞っている点です。初速はリキッドチャージ、室温30度での測定で～95m/s以下 0.2gで安心してお使い頂けます。（あくまで目安です。使用弾や測定条件、弾速計により誤差は出ますので）サンプロのレギュレータを使って外部ソース運用される場合、CO2でも上記より初速はさらに下がり、屋内などでもお使い頂けるかと思います。
独特のスタイルと電動ガンと正面からでも撃ち合える性能は素晴らしく、絶版となってからお探しの方も多いかと思います。調整は必要になりますがTNバレルはまだ新品で入手可能ですので、パッキンと併せ換装頂くのも楽しみかと思います。We-Tech製のカービンも持っておりますが、こちらの方がスタイルが好み（長すぎない、木ストの色味…etc）、パワー（We-Tech製は80前半かつ安定性は箱出しではイマイチ）、ゲーム用途ではブローバックは不要と感じております。
留意点と致しまして、非常に古い物なので仕方ないのですが、オリジナルのパーツの内、ロアレシーバ（破断）とあらゆるダイキャスト部品が腐食（手で触れただけで崩れるくらい）しており元々不動銃でしたのを別に所有していたM712ピストルのロアレシーバとマガジン、メカユニット一式を移植しまして、動作可能な所まで修理したものになります。カービンのロアレシーバは使い物になりませんでしたので付属しません。ピストルのアッパーレシーバ（インナーバレル含む）、リアサイト…etcはお付けします（写真2枚目）
内部メカやストックは状態良好。マガジンは一週間50%ほどリキッドチャージ後放置でガス漏れなし。一方、ロアレシーバの造りがカービンとピストルで異なる為、ストック取付部分はオリジナルと同様の形式（ボルト1本留め）に準じる形で、ナット埋め込み＋エポパテで成型して修復しております（写真2枚目がボルトを外した状態）あくまで実用目的での修復ですのでモデルガン的な美観を求められる方のご期待には沿えません。
この部分の造りはオリジナルのロアレシーバも破断するようにちぎれておりましたので、重い木製ストックを樹脂製のレシーバ＋ナット1点で固定する設計にそもそも無理があるように思われます…。ですのでフォアグリップに手を添えず、全重量をグリップのみで保持するような持ち方、使い方をされますとあっさり折れるかと思います（簡単にパテ盛りで再修復は可能ですが）よりよい加工が可能な方。再破損覚悟でオリジナルのカービン用ロアレシーバをお持ちの方は交換頂くのも宜しいかと思います。
プラスの点は20mmマウント（3点ホワイト入りでオープンサイトとして利用可能）にリアサイトを換装済。分解図とパーツリスト（現在も注文可能なのかは不明）つき説明書、外箱あり です。
手元に保管していませんので、追加写真のお求めには対応致しかねます。（ご質問はお答えできる範囲で宜しければ承ります）ノークレーム、ノーリターン、ノーサポートでお願い致します。