薩摩の刀 銘 薩州住正良(三代正良のちの伯耆守正幸)新々刀 薩摩島津家紋の拵え入り

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商品情報

亡き父親の愛刀に成ります。家に代々伝える様に言われて居た所蔵刀の内の一振です。コロナ渦で仕事が激減した為に仕方なく手放します。大切にして頂ける方の入札お願いします。鹿児島県(薩摩)出身の方や薩摩藩好きな方に。とても見事な一振です。三代薩州住正良(伯耆守正幸)→享保18年(1733)生まれ。名は伊地知右衛門。薩州住正良、薩摩官工平正良、伯耆守平朝臣正幸などと銘を切ります。二代正良に鍛刀の技を学び、波平伝と相州伝の鍛造を習得します。父没後三代目を継いで正良と名乗ります。天明四年(1784)に薩摩藩工に命じられ寛政元年(1789)十二月一日、奥大和守元平と時を同じくして「伯耆守」を受領し、「正良」の名を嫡男に譲り、自らは正幸(刻銘、伯耆守平朝臣正幸)と改めました。文政二年、八十七年の長寿で没するまで地道に鍛刀を続け、また研究熱心であった正幸は刀剣鍛練の著書をしるし、多くの弟子を教育し多くの功績を残したことで江戸の水心子正秀と共に並び称賛されています。彼は父祖に優る才量を示し、元平ともに薩摩新々刀を代表する刀工で共に双璧と称される名工です。刃長・68.2センチ 反り・1.4センチ 柄長・約24センチ 鞘長・73.8センチ 鍔・縦 約8.2センチ 横 約8.1センチ 元幅・約2.7センチ強 先幅・約1.8センチ強 元重ね・約7ミリ 先幅・約4ミリ強 鞘に薩摩島津家の家紋2ヶ 鍔に薩摩島津家の家紋2ヶ (薩摩島津家本家の家紋)物打ち付近に薄い錆跡が有りますが、他に欠点は無い様に思います。出来事良く、姿の良い、刀工の技量の高さが見て取れる一振です。鍔は正阿弥系と思います。時代の品ですので、完品をお求めの方は入札しないで下さい。画像を良く見て判断して下さい。ノークレーム&ノーリターンでお願いします。

(2021年 9月 2日 16時 05分 追加)
刀身の表裏に腰樋が2本ずつ有ります。

(2021年 12月 11日 10時 19分 追加)
画像6、7の鎬の白い模様は傷では有りません。地肌の模様です。

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