田基樹 編著 2013年2月刊行 A5判/並製/386頁 各時代の重要論考で、「北条早雲」像の変遷を辿る！　伊勢宗瑞に関連する重要な論考二十本を集成。 明治時代に著された伊勢宗瑞の素性に関する論文から最新の研究までを収録し、〝北条早雲〟像の変遷を辿る！ 第1部 伊勢宗瑞の出自 1 北條早雲素性考 (藤岡継平) 2 伊勢新九郎世系考 (阿部 愿) 3 北條早雲と備中国荏原荘 ―早雲の生国についての一考察― (藤井 駿) 4 伊勢宗瑞の素性 (奥野高広) 5 北条早雲出自追究のひとこま ―『沢巽阿弥覚書』記述の再検討― (佐脇栄智) 6 本卦がえり ―北条早雲の出自― (下村 效) 7 北条早雲の事蹟に関する諸問題 (黒田基樹) 8 伊勢宗瑞(北条早雲)の出自について (家永遵嗣) 第2部 伊勢宗瑞の動向 1 北条早雲と韮山城 (田中義成) 2 北条早雲の伊豆征服 ―明応の地震津波との関係から― (家永遵嗣) 3 神奈川郷・湊の支配形態について ―戦国時代を中心にして― (下山治久) 4 後北条氏東上総進出の新史料 ―「上総藻原文書」について― (滝川恒昭) 5 北条早雲と以天宗清 (岩崎宗純) 6 香山寺と早雲庵 (小和田哲男) 7 伊勢宗瑞の「検田」 (長塚 孝) 8 伊勢宗瑞と関右馬允春光 (下山治久) 9 北条早雲と三河武士 (下山治久) 10 伊勢宗瑞家臣伊奈弾正忠盛泰の出自に関する一考察 (和氣俊行) 11 「伊勢宗瑞十七ヶ条」の制定者とその実態 (山口 博) 【著者について】 黒田基樹(くろだ・もとき) 1965年生まれ。早稲田大学教育学部卒。 駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。 博士(日本史学、駒沢大学)。 現在、駿河台大学教授。 著書に、『図説 太田道灌』(戎光祥出版)、『戦国大名北条氏の領国支配』(岩田書院)、 『戦国大名と外様国衆』(文献出版)などがある。 #黒田基樹 #黒田_基樹 #本 #歴史／日本史