面白い特徴があるので、商品説明をしっかり読んで頂けるとありがたいです。ネットゥーノのSUPERBA万年筆です。今でこそデルタに名前を買い取られ復活、販売されているネットゥーノですがこの万年筆は1990年代にデルタと同じくイタリアのスティピュラによって復刻、販売された物です。軸はセルロイドのグリーンとブラウンの中間といったところでしょうか。ボディにはNETTUNO、SUPERBAの文字と限定本数が書かれています。この限定数の911というのはかつてのネットゥーノの創業年である1911年にちなんでいます。真ん中の大きなリングは市松模様が施されており(画像9枚目)ます。その他ボディには7本のリングがあるのですが金メッキが経年劣化か金色が退色しているものがあります。両端はフラットの所謂ベスト型です。ねじ切りから首軸もセルロイドです。ニブは14kのBニブ(太字)でかなり大型よりのニブのような気がします。ハート穴はハート型の形をしておりペンポイントも大きめです。刻印はNETTUNO、 A.C.V 、14kt、Bでペン芯はフラット寄りですが段差があります。(画像10枚目)ここからがこの万年筆の更に面白いところなのですが、吸入方式は2通りあります。1つは現状でプッシュ式の様なコンバーターが装着しており(現状ゴム劣化無し)尻軸を捻ってプッシュする事で首軸を開けずに吸入も出来るのですが、はめ殺し式では無いのでついているコンバーターを着脱して一般的なコンバーターやカートリッジでも運用できるので永く使って頂けると思います。30年程前とされる万年筆で完品ではありませんがイタリアの万年筆としてはかなり堅牢な作りでしっかりしているように感じました。この機会にいかがでしょうか？何か分からない点がありましたらお申し付けください。